中国生態環境部(MEE)が2019年6月21日、《中国現有化学物質名録》(IECSC)へ増補作業の申請を再開する通知を発表されました。
要するに、2003年10月15日まで既に中国国内で生産/輸入した実績がある化学物質はIECSCに収録されていない場合、関係企業はエビデンスをMEEに提出し、(IECSC)へ増補する可能になります。
提出の締切日は2019年9月30日になります。
Randisがその通知をご理解頂くように翻訳して提供差し上げます。何かご一助が有れば、有り難いでございます。
《中国既存化学物質名録》へ増補完備に関する作業の通知
関連会社:
《新化学物質環境管理弁法》(環境保護部第7号、以下《弁法》と略称)を実施するため、さらに《中国既存化学物質名録》(以下《名録》と略称)を完備させるため、我が部は《名録》増補作業を展開、具体的な事項を下記の通りに知らせる。
一. 増補範囲
2003年10月15日までに中華人民共和国境内で合法的に生産または輸入且つ《名録》に未列入の化学物質、《弁法》に免除されている物質を除く。
二. 増補ルール
(一)申請書を提出する。 関連化学物質の製造、輸入、使用企業、関連業界団体およびその他の関連会社は、上記の増補範囲を満たす既知の化学物質に対して申請書に記入(添付資料を参照)、関連証明材料を添付、2019年9月30日までに書面と電子スキャンを我が部に提出する。
関連する証明資料について下記の資料を含む。化学物質の販売インボイス、輸出入税関申告書、業界統計資料、化学年鑑、管理部門発行の文書、公刊されたおよびほかの証拠にて当該化学物質が2003年10月15日前まで既に中華人民共和国に合法的に生産または輸入されたことを証明できる資料。
書面資料の送り先:北京市朝阳区育慧南路1号 生态环境部固体废物与化学品管理技术中心审核登记部
電子資料の取り扱いメール:inventory@mepscc.cn
(二)コンプライアンスよりレビューする。 我が部は専門家にて提出された化学物質情報を検討させる。
(三)レビューの結果は公表される。 審査後に専門家が要件を満たす申請については、我が部は関連する審査済み情報を政府の部ウェブサイトに10営業日にわたって公表する。
三、ほかの要求
(一)生産、輸入で《名録》に収載されていない化学物質は、《弁法》に基づき生態环境部に新規化学物質環境管理登記を申請すべき、未登記場合は、新規化学物質を生産、輸入及び加工使用してはいけない。我が部は未登録の違法生産、輸入及び加工使用の新規化学物質活動に対して調査を強化する。
(二)現地生態環境担当部門は、《弁法》の宣伝を強化、通知よりその管理地域内の関連企業、協会、会社に《名録》増補の協力を指導する。
連絡者:固体废物与化学品司王蕾
電話:(010)66556259
連絡者:生态环境部固体废物与化学品管理技术中心刘晓建
電話:(010)84665574
添付:化学物質増補列入(中国現有化学物質名録)申請書
生態環境部弁公庁
2019年6月21日
配布:各省、自治区、直辖市生態環境庁(局)、新疆生産建設兵団生態環境局